インプラント よくある質問

インプラント治療は誰でも受けられますか?
ほとんどの方が受けられます。しかし、インプラントを埋め込む顎の骨の量が少ない場合は、骨移植を行ったり、特殊な処置(GBR・サイナスリフト・ソケットリフト・リッジオーグメンテーションなど)によって、骨の量を増やしてから治療を行うケースもあります。
また、骨などに大きな問題がある場合やその他、主治医の判断で、インプラント治療が行えない場合もあります。
歯以外に疾患がある場合、治療は受けられますか?
疾患の程度によっては、手術が難しいこともありますので、主治医に相談してください。
特に糖尿病、腎臓や肝臓の疾患、喘息などの呼吸器系疾患、高・低血圧の方などは、その病気を治療し ている主治医の意見なども参考にして総合的に判断します。
また、妊娠中の方は出産後が望ましいでしょう。
インプラント治療は何歳でもできますか?
顎の骨の成長が止まる時期を考慮すると、だいたい16歳以上なら可能です。また、医学的に条件が整えば、年齢の上限はありません。
事故やスポーツが原因で歯を失ったときでも、インプラントで治せますか?
もちろん治療可能です。
事故やスポーツで歯を失った場合は、周りの歯が傷ついてない場合が多いため、これらの歯を削らずに済むインプラント治療が第1選択となります。
治療期間はどれくらいかかりますか?
インプラントの種類・手術方法・先だって行う手術・処置、また下顎か上顎かによっても異なります。さらにさまざまな検査や虫歯・歯周病・噛み合わせの治療などがあれば、その治療などの期間も加えると長くなる場合もあります。平均的には3ヶ月〜です。※症例・状態により異なります。
インプラントを装着して体に影響がありますか?
人体になじみやすく腐食しないもので、拒絶反応を起こさないことが証明された材料を使用しますので、体に悪い影響はありません。
外観からインプラントをしていることがわかりますか?
従来の取り外しの入れ歯のような金属製バネなどは一切使用せず、人工歯の色や大きさも、患者さんの希望にそって精密に作成します。
天然歯とほとんど見分けがつきませんので、歯を気にすることなく、人前で笑ったり話したりすることができます。
インプラントはどれくらいもつのでしょうか?
インプラント自体は長期的に安定した状態を保つことがわかっています。
しかし、周囲の骨や歯肉の炎症が起こることは、天然の歯と全く変わりませんので、そのために、インプラント自体に問題がなくても、インプラントを抜かなくてはならないこともあります。そうならないためにも、毎日のホームケアと歯科医院でのチェック が重要です。
また、インプラントの上に取り付けた人工の歯は、構造上ある程度の寿命がありますので、調整や補修・作り替えが必要な場合もあります。
インプラントの手術は安全なのでしょうか?
手術前に各種の検査(必要であればCT撮影も行います)を行います。
顎の骨の形や状態を正確に把握し、神経や血管などに十分配慮しながら手術を行うので、安全性にはほとんど問題ありません。治療に際しても、解剖学的理由などで、手術が困難だったり、手術の安全性に問題がある場合には、その旨主治医から説明があります。
インプラントの手術は痛くないですか?
手術は局所麻酔で行いますから、痛みの心配はありません。
手術は約1〜2時間くらいです。
痛みや腫れはありますか?
インプラントを埋め込む時などには、しっかりと麻酔を効かせて治療していきますので、痛みを感じることはありません。治療後に、多少の痛みや腫れがでることもありますが、痛みはお薬で抑えられる程度のものです。
治療後は普通に噛めますか?
天然の歯と同じように何でも食べられます。インプラントは入れ歯と違い、骨にしっかりと固定されていますので、力をかけて硬い食べ物もしっかりと噛むことができます。
メンテナンスの方法は?
全体的に丁寧に歯磨きをしてください。手用・電動ブラシどちらでも構いません。隙間の大きな部分は歯間ブラシや、フロス(糸ようじ)を利用して、細かいところまで磨きます。
また、噛み合わせが変化したり、清掃が行き届いているかをチェックするために、定期健診を受けてください。
治療費はどれくらいかかりますか?
インプラント治療を行う本数や治療方法によって費用は異なります。
あくまでも健康保険の対象外ですので費用は高めになります。カウンセラーがしっかりとご説明いたしますので、納得してから治療を受けていただきます。
治療費の控除はありますか?
自分や家族が病気になり医療費を支払った場合、支払った医療費のうち一定の金額を所得から控除することができます。これを「医療費控除」と言い、インプラントも対象となりえます。